名無し・・・・


菊の紋章はありますが、九九式の刻印はありません。省略された・・・と言うより、この銃は九九式とは
別のモデル(簡略版)ですよ、と言った意味なのかも知れません(個人的にはそう願う)。但し、写真の
モデルはそれ程酷い銃ではありません。最終仕上げは可能な限り省いてありますが、基本的な材質、
加工法等は写真を御覧の通り、初期の九九式と同一と思われます。

最初のページで述べましたが、末期モデルの中にはキャスト・レシーバー(鋳物の機関部)を持つ物が
ありますが、あれはかなりヤバイと思います。撃つのが危険と言われるのは、キャスト・レシーバーの
モデルだと思います。【注】とは言っても、末期タイプの品質管理が十分では無かった事は事実なので
これらを実射するのは自己責任?と言う事で、十分注意して下さい。ガンショップでも写真の類の銃は
ノー・ギャランティ(無保証)です。


追記
最初のページにも書きましたが、鋳物=鋳鉄ですよ。↑はキャスト・アイアンのレシーバーと書くべき
でしたね。誤解を招く表現でした。キャスト・レシーバーならば、スタームルガーのライフルも同じだ(笑






潰れたピープ・サイト


ちょっと潰れちまった(笑)末期タイプの特徴、固定リア・サイト。

本土決戦の接近戦が目的なら、これでも構わないと思います。(むしろ従来のは立派過ぎ?)
100〜300メートルの、L字型2段切り換え式だったら、逆に評価ポイントは上がったかも・・・・
この銃は未だ実射していないので何とも言えませんが、固定サイトでも100メートル前後の
インパクトがピッタリなら、決して悪くはありませんよ。

リインフォース・ボルト(リコイル・ボルト)は、左右の受け金が大型の物で、これも後期〜末期の
特徴です。しかし、こうなった理由と言うのがイマイチ分からないのですが・・・・金属不足ならば
小さくなる筈なのに・・・・?或いは、省略とは一切関係無い『改良』だったのかも知れませんね。
ちなみに、末期モデルでも小さい受け金の物は存在します。









シリーズ35 テ


イロハニホヘトの「テ」で、シリーズ35となります。このイロハですが、私は今まで勘違いしていました。
イロハの順番とは無関係ですね。多くの九九式を見ると、シリーズ一桁で末期タイプや、シリーズ終盤
で初期タイプを見かけたりします。しかも数字の桁が多い→後期とも限りません。何とも複雑な勘定を
したものです。少なくとも、製造時期(製造年)と仕様がシンクロしているのは確かでしょうが・・・・

花模様に ‐○‐ は東洋工業製を意味します。マツダですね。検印もちゃんとあります。レシーバーと
バレルに限っては、品質に問題は無さそうですね。ダストカバーは省略されたと思われますが、取り
付けレールは未だ残っています。

追記
シリーズ番号の仕組みを勉強し直したので、何れ表にしたいと思います。簡単に言うと、各製造所毎に
イロハ単位が与えられており、その中でイロハ順に数が増えます。ですから、イロハの最初から最後
まで全てが連なっている訳では無いのですね。部分的にあてがわれているのです。





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