サイドプレート周辺

軍用オリジナルとあって、表面仕上げはかなりラフです。フレームやバレルなど、部分的に
フライス盤や、旋盤の切り跡がそのまま残っています。ポリッシュの課程は、作動部以外
すべて省略されていると思われますが、軍用銃としては極当たり前の事です。

M1911A1と違ってグリップは木製なので、手間の掛かるチェッカリング加工も最初から
省略されています。













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シリンダー・ラッチ

ラッチは角ばったタイプです。戦後、丸くぽってりしたデザインになりましたが、最近の物は再び
角張りました。この時代のお馬さんは、御覧の様に元気に跳ねていますが、現在のモデルでは
orz 
こんな感じに見えるのは私だけですか?また元気に跳ねて欲しいものです・・・









アセプタンス・マーク(検査合格印)

武器庫のM1911A1では FJA でしたが(ページ中程の記述)、あれはWWUになってからの
スタイルで、WWTでは写真の様な丸型にデザインされたスタンプでした。なのでWWT時代の
M1911は、写真と同様の丸型になっています。

写真のはGHSをデザインした印で、これは Gilbert H.Stewart と言う検査責任者を意味し
ます。










ファイアリング・ピン


戦前、殆どのコルト製リボルバーはこの様にファイアリング・ピンがハンマーに直接付くタイプでした。
戦後のパイソンやマークV以降は殆どがフレームに内蔵されます。S&Wは一貫して写真のタイプ
でしたが、最近になってフレームに内蔵されました。特に優劣のつく部分では無いと私は思います。
ハンマーに付いたものは折れ易いと言う意見もありますが、私はそうは思いません。折れない物は
折れないし、折れる物はフレーム内蔵式でも折れます。

ファイアリング・ピンがハンマーに直接付くタイプでは、S&Wもコルトもフローティング化されており、
ピンは上下に少しグラグラ動きます。そうする事で耐久性を上げてるのです。ピンは弾薬を発射した
際の衝撃を直接受けますからね。重いハンマーに完全固定されていれば折れるのは必至でしょう。
(これよりも昔、1800年代のリボルバーでは、ハンマー・ノーズが太く尖った一体式でしたが)

シリンダーの下側に見えるスクリューは、ヨークをホールドしているピンをホールドしているスクリュー
です(謎爆)。S&Wと違い、スクリューが直接ヨークのシャフトに引っ掛かっておらず、スクリューの
右隣にあるピンを介しているのです。ピンの凸凹がスクリューと勘合しており、スクリューを緩めると、
同時にピンが抜けてきます。

側面の機械工作跡をよく見ると、円形のミーリング・マシンで削った境目が分かります。リコイル・シ
ールドの部分を避ける様に丸く削ったのでしょう。本来ならポリッシュして分からなくなるのですが、
戦中の品は工作要領が分かって面白いです。余談ですが、M1ガランドのリアサイト(ギアの付いた
ピープ部分)を削り出す行程などは、感心を通り越して笑えます。流石アメリカ!と言った感じです。
これはM1ライフルのレポート時に詳しく・・・(ネタ温存)










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