
ハーフムーン・クリップに束ねて装填された、当時の(1943年製)45ACP弾薬。
クリップが無いと中まで入り過ぎてしまいます(こちらを参照)。以前の解説にて
「6発を束ねるフルムーン・クリップを使えば、リロードはオートのマグチェンジ並」
と書きましたが、フルムーン・クリップは最近(戦後)開発されたもので、当時の
オリジナルはハーフ(3発)です。戦場でフルムーン・クリップを扱った訳ではあり
ませんので誤解無きよう・・・
シリンダーのラチェット中心の凹に注意。ここにラッチ・ピンが入り、シリンダーが
ロックされます。モデルガン(私が知る25年くらい前の物)と違い、本物はこの
ラッチ・ピンによってシリンダーがロックされます。ラッチによってホールドされて
いる訳ではありません。
.

弾薬は現在の物と比べても全く遜色なく、半世紀以上経った今でも普通に射撃できます。
もっとも、コロシブ・プライマー(錆を発生させる物質が含まれる)を使用するため、射撃には
向きませんが(何より貴重な当時の弾薬だし)。この辺のクオリティは、旧日本軍の弾薬と
大きく異なります。ちなみにケースはスティール製ですが、共産国製によく見られる錆びも
一切ありません。
ハーフムーン・クリップは当時、カンバス製の縦型3連パウチに収納して携行しました。下は
その図ですが(うろ覚えで描いたので正確な図ではない)、他にも種類があったと思います。

こうすればあまり嵩張りませんね。銃に装填された数も含めると24発も携行可能です。
下の一段が無くても間に合いそうな気がします。そう言う形式もあったかも知れません。
追記
当サイト常連のラヴァさん
より、実物パウチの写真を頂戴しました↓



我ながら、絵は頑張って描けたと思いますが(笑)裏の金具は無かったですね。
ラヴァさんありがとうございました!

この銃はマグナムではありませんが(笑)、45口径なのでフレームサイズは44マグナムと
同クラスです。デカイ筈です。この辺はやはり自動拳銃は有利ですよね。M1911A1の倍
くらいあるのでは?と、思うような(実際倍近い)堂々たる幅です。
携行する兵士は大変でしょうが、貫禄はガバメントを遥かに凌ぎます。
。