末期型での初速

ブレット重量をもう一度言いますが、180グレインのソフト・ポイントです。

2308
2274
2302
2300
2318

平均 2300 fps




初期型での初速

2340
2371
2367
2368
2336

平均 2356 fps



と言う事で、クローム処理されたボアの初期型と、通常ボアの末期型では、その差が
56fps ・・・殆ど変わらないと言う結果でした。ちなみにテストで使用した初期型は
新品同様のボア、末期型も殆ど撃っていない状態でした。当時の弾薬を使用した訳
ではありませんが、比較としてはかなり正確だと思います。



気になるグルーピングは?

距離は100ヤード 黒点直径は約8インチ 左が初期型、右が末期型です。
両者、一番平均的な結果を載せました。

左の初期型はインパクトがえらく右にズレていますが、これは無視して下さい。
実は以前、雑誌のレポートで二式テラと比較した際、インパクトが左寄りだった
のでフロント・サイトを少しアジャストしたのですが・・・行き過ぎましたね(爆)。
撮影後に再び少し戻して、現在は左右ピッタリです。

前置きが長かったですが・・・写真を見て頂ければ一目瞭然ですね。末期型は
平均的に少し広がり気味でしたが、許容範囲です。最小グループは写真左の
初期型くらいまで纏まりました。初期型の方は最小で2インチ弱でした。

末期型は100ヤードで上下がピッタリと合っていますが、上下のインパクトは
弾薬の性格(ブレット重量や形状、初速)によって変化するので、固定サイトが
100ヤード(100m)で調節してある・・・とは言えません。当時のオリジナル
弾薬を当時のままの品質で撃ってみないと分かりません。(てゆかそれ無理)

取り敢えずの結論として、初期型と末期型を比較した結果、初速、グルーピング
共に、それ程大きな違いは無いと言う事です。


追記
そもそも、ライフル銃やハンドガンに於て、クローム・プレイテッド・ボアは初速を
上げる効果や精度を上げる効果はありません。様々な面で耐久性を向上させる
のみです。個人的な意見では軍用小銃にクローム・プレイテッド・ボアは不要。
アリサカのメトフォードはボアがルーズなので、対エロージョン対策・・・云々の
話もある様です。確かに耐久性は上がりますが、高いコストを掛けて実用上
無意味な程耐久性を上げる事は、あまり賢い策とは思えません。(それ以前に
「アリサカのボアはルーズ」と言う話を、私は信用していません。この点も何れ、
No.4小銃のコンベンショナル・タイプと比較実験したいと思います)




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