
カッコイイねぇ〜・・・$800以上払った甲斐があると言うものです。仕上げはパイソン
などのミラー・フィニッシュと違い、微妙にヘアラインが残っており、品がよろしいです。
エッジもシャープで、手が切れそうです。
鉄の質感が活かされている仕上げは、最近の銃では、めっきり少なくなりましたね。
防錆を重視し、ペンキを厚塗りしたようなスライド、そしてフレームはポリマー製・・・。
それはそれで機能美とも言えますが、眺めてウットリするならば、やはりこう言った
銃でしょうね・・・・・

刻印の最後に N.M. の文字が見えますが、これはナショナルマッチ専用バレルを意味します。
本家の軍用ナショナルマッチには、このN.M.刻印があちこちに打たれていますが、この銃では
ここだけです。まあ、雰囲気を重視した演出の意味もあるのでしょう。このバレルが、どの程度の
レベルで「スペシャル精度」なのかは分かりません。ですが、ノーマルよりグルーピングが悪かっ
たらマズイので、その辺はコルトを信じましょう。

イライアソン製のアジャスタブルサイトが純正として付属します。精度、信頼性は文句無しですが、
フロント部分の支点となるピン(スライドと一緒に貫通しているピン)が、射撃の衝撃で折れたり
緩んだりします。一応ロールピンになってはいますが、何万発も撃つレベルですと、時々チェック
した方が良いですね。
余談ですが、自衛隊64式小銃のピストン幹留めバネピン(確かそんな名前だった)と言う部品が
ロールピンで、上記のゴールドカップの例と同じように、抜け落ちる事例があった様です(個人的
には遭遇せず)。激しく摺動する部品(部分)にピンの類を通すのは、非常に難しい面があります。
それを採用するには、十分な耐用試験などが必要でしょうね(軍用銃などは特に)。

軍用のN.M.も、コルト・ゴールドカップも、ブルズアイ・ターゲット射撃専用に造られたモデルです。
コンバット・シューティング用ではありません。いわゆる「片手射撃」です。ですから、先に述べた
ワイド・トリガーやターゲット・リブも、黒点標的を片手で射撃するのに都合良く出来ています。
写真のフロントサイトも、目に写る面が垂直に切り立っており、ハッキリ四角く見える様に出来て
います。更に、この面にロウソクの煙をあて、煤を付けて艶消しにすれば完璧です。
但し!コルト製の1911は、全てフロント・サイトの基部を小さくカシメてあるだけなので、ガタが
出たり、飛び去ったりします。私的に許し難い大きな欠点ですね。ブローニングが設計した頃は、
小型のサイトだったから良かったのです。工作も上等でした。しかしその後、サイトが大型化され
たにもかかわらず、ドーブ式に改良されるでも無く、工作はずさんになるわで、徐々にコルト製の
1911は信用を失って行く訳です。
ゴールドカップのフロント・サイトは、さすがに頑丈にカシメられてはいますが、社外のミレット製
サイトなどは、「これでもか!」と言う程、丈夫に(大型は二箇所)取りつける様になっています。
追記
飛びました!(爆笑)