
カナダ製 No.4 Mk1です。この銃もマウザーに匹敵する程、多くの国で造られました。
カナダの他にアメリカ、オーストラリア、インド、南アフリカ、ダッラの密造銃(笑)etc・・・
原型となったモデルは、1888年にマガジンライフルとしてデビューした、リー・メトフォード
Mk1が元祖です。その後MkUとなり、1895年、リー・エンフィールド・マガジンライフル
と発展します。この頃は、他国の主力歩兵銃と同様に、非常に長いライフルでした。全長
50インチ(125cm)近くあります。それが時代と共に短縮され(Kar98Kと同じパターン)
1902年、ショート・マガジン・リー・エンフィールド、いわゆる SMLE No.1となります。
これがMk.VIまで続き、そして1939年に写真のNo.4ライフルMk1となる訳です。
長さはSMLEもNo.4も殆ど変わりません。短縮された訳では無く、機能や外見が改良
されたのです。SMLEには、スプリングフィールドM1903と同じ『カットオフスイッチ』が
ありましたからね・・・あれは要らないよな・・・ルックスもスマートになりました
さて、このカナダ製やアメリカ製No.4 Mk1は、WWUの為の増産(支援)が目的です。
アメリカはサベージが生産支援し、カナダはロングブランチにて自軍向けに生産。
基本的には同じ仕様で、大きな違いはありません。
また、この銃の大きな特徴は、10発装填出来るボックスマガジンを備えている点です。
当時のボルトアクションは5発が主流でしたから、現在で言うハイキャパシティ??
但し、マガジンごと交換する訳では無く(脱着は可能だが)、あくまでも上からのクリップ
装填です。ですから、マガジンにも銃と同じシリアルナンバーが打ってあります。
現在マガジンと銃のマッチングナンバーを探すのは困難!写真の銃は見事にマッチ!
ちなみに写真のスリングも、当時のカナダ製!こだわりまっせ!(あ、冷たい視線・・・)