レシーバー横の抉り込みは?

レシーバー左側には、大きなエグレがあります。これは何の為かと言うと・・・





(クリップは非オリジナル。装填後、ボルトを前進させるとクリップは勝手に飛び去ります)

この様に親指が入り込むスペースなのです。確かにこのエグレが無いと、確実に弾薬を
押し込み難くなってしまいます。しかし大胆な切り欠きですよね・・・耐久性やレシーバー
剛性に影響は無いのでしょうか?と、思ったら・・・大戦末期の粗悪品では、この部分に
クラックが入る事があったそうです。それ(粗悪品)以外は大丈夫らしいですが・・・







ボルト・シュラウド周り

メカメカしいボルト・シュラウド。シンプルなアリサカ・ライフルとは大きく異なります。一番後ろに
少し飛び出した部分がファイアリング・ピン直結のコッキング・ピースです。しかし、これは手で
コッキング出来る物ではありません。サイドに溝が彫ってあり(写真の反対側で見えません)、
そこに弾薬のリムなどを引っ掛けてコックする事が出来ます(しかしかなりの力が必要です)。
言うまでもありませんが、通常のコッキングはボルト・ハンドルの上下で完了します。では何故
そんなコッキング溝があるかと言うと、不発が出た際、閉鎖を解かずに安全に再打撃する為の
物です。ただ(個人的な考えでは)、それは訓練などの時に限っての用法であり、実戦では
迷わずハンドル上下、嫌、ついでにボルトを前後させて再装填でしょうね。「実戦で不発した
際の再打撃」云々は、私は絵空事だと考えます。

フラッグ・セーフティは一見実用的ですが、実際にやってみると結構やり難いです。但し、私と
一般的なドイツ人とでは手の大きさが違うので何とも言えませんが・・・。手の大きい人ならば、
グリップしたままの操作も可能かも知れません。このセーフティの操作ポジションは↓で詳しく
説明します。

アッパー・タングはレシーバーと一体で、かなり後方まで伸びており、ラミネート・ストックとも
相俟ってべディング性は良好かと思います。

レシーバー左サイドのマイナス・ネジ頭が見える部品はボルト・ストップです。これの前方を
引っ張りながら、ボルトを引き抜きます。これも最近まで採用されているベーシックな構造。







フラッグタイプ・セーフティ

セーフティのポジションですが、先ず上の写真↑が、一番左に振られた「発射」の位置です。

そして、真上に持ってくると・・・

この状態では「ファイアリング・ピンはロックされているが、ボルト・ハンドルは動く」なので、チャンバーに
装填された弾薬を安全に抜く場合に利用します。この状態は、ファイアリング・ピンがコックされている時
のみセット可能です。つまり、ファイアリング・ピンが落ちていると、安全装置は動かないと言う事。

ボルトを抜き取った後に、ボルト・ボディとシュラウド&ファイアリング・ピン・アッシーを分解するのならば、
この真上の状態でボルトを引き抜きます。ボルトを抜き取った後では、真上の位置には動きません。予め
写真の状態で抜きます。

その状態で抜かれたボルトは、コッキング・ピースが後退位置で固定されているので、シュラウド全体が
フリーとなり、シュラウド・ストップ(写真↓赤矢印)を押しながら、シュラウド全体を左にクルクルと回せば
ボルトと分離できます。シュラウド・ストップには強力なテンションが掛かっているので、押すのに要根性。

下のシュラウド&アッセンブリーですが、まだファイアリング・ピンやスプリングと一体になっています。
これを分解するには・・・最後のページで説明します。チャンネルはそのままで!




そして安全ポジション

これが安全ポジション。
この状態ではボルト・ハンドルも固定されます。前述の真上ポジションでもファイアリング・ピンは
一応ロックされますが、上に跳ね上げた状態では、何かに当たって動かないとも限りませんので、
やはり安全位置は↑にすべきと思います。







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