
A はノーマルですが、私が大嫌いだったのは直ぐに倒れるフロントサイトです。
演習時に伏せて構えたら、倒れてた事が何度かありました。やる気無くなりますが
実戦ではそうも言ってられません。溶接して固定したいくらいです!
ではリアサイトはどうか?これも困ったちゃんでした。今度は起こし難い!素手なら問題
ありませんが、雪中演習で手袋をはめた手では超困難!旧軍での経験が全く活かされて
おりません!情けない・・・・・・・
そもそも、フロントもリアも何で倒れるの?それ自体が分からない!倒れる事で誰が
どれ程喜ぶのか開発者に訊いてみたいです。少なくとも私は大変悲しかったです・・・・・
セレクターについては・・・・もう今更何も言いません。スプーンをスロウしました・・・・・
ハンドガードは、それ程直ぐに外れる訳ではありませんが、落したり蹴ったり(オイ!!)
あと、落下傘降下の際によく外れました。(テープで巻いてあってもズレた事があった)
でも、これはそれ程ヒドイ問題ではありません。ムチャすると外れる・・・って程度です。
マイナーな(?)不満としては、妙に長過ぎるトリガーリーチですね。何でこんなデザインに
したのでしょう?最初のプロトタイプは普通の長さでした。途中からわざわざ長くしたのには
理由があっての事だと思います。思い当たるフシとしては、この銃はシアのエンゲージが
非常に長く、2ステージ目からもジリジリとトリガーを絞らねばならず、その為に長くしたの
かも知れません。(長いエンゲージ自体は必ずしも欠点ではないが)ただ、私には遠過ぎ
ました。狙撃手になった時に、「短く自作したグリップと交換しても良いか?」 と訊ねたら
スゴイけんまくで怒られました。(演習や競技会は条件統一なのでこれは私が間違いです)
他には、何故か無意味に部品の多いバレルのフロント周りですね。皿型座金(4枚)とか。
・・・・・・・何ですかアレ?何で普通のスプリングワッシャー(一体式)にしないの?
「ワザとやってんのか?」 などと勘繰りたくなります。消煙制退器を固定するプラスネジは
最初バカにしてましたが、最近はプラススクリューが主流なのでOK!先見の明あり!
さて、では B ですが
これは私的に「個人レベルで対処可能な改良」 を施したものです。
もし私がこの銃を実戦で使用するとしたら、この様にします。
まず、フロントサイトには根元に黒テープをグルグル巻きにして(厚く巻く)倒れない様に
します。溶接したいですが、一応返納する銃と言う想定で・・・・それは無しにします。
同じ要領で、ハンドガードも固定(これは実際の自衛隊でやってる)
グリップはこっそり交換。見つかったら「てヘっ」と 笑って、その場で屈み跳躍100回!
さあ、そして問題のセレクターですが、これは私が実際にやっていた方法です・・・が!
安全ではありません!背に腹は変えられないと言う状況での、緊急的対処方法です。
どうするかと言うと・・・・・・
セレクターを引っ張って、ほんの少し『 タ 』の方向に回し、そのままにします。こうすると
セレクターのロックは解除されますが、トリガーは落ちません。安全位置と同じ状態です。
何時射撃するか分からない状態(斥候等)では、この状態でセレクターに人差し指を
添えて注意しながら、腰ダメで持ち歩きます。
イザと言う時は人差し指でセレクターを、チョンと押し下げて『 タ 』に落し込んで発射!
ハッキリ言って、親指を使うセレクターより素早く対応出来ます!(安全性は劣るが)
そして、状況が落ちついて肩に掛ける前に、忘れずにセレクターを『ア』にロックします。
(この辺がちょっと危なっかしい↑)
・・・・・・・一応言っておきますが、良い子(自衛官)は真似しないでください!
でもね・・・もしも親愛なる自衛隊員が実戦でこの銃を使用する状況に到ったならば、
是非上記を思い出して頂きたい。私の言葉で説得力不足ならば、ベトナムで初期の
欠陥弾薬と、M16小銃を抱えたまま犬死した兵士の霊に代弁して欲しい程です。
自国の銃の不出来の為に、貴方が犠牲となるは忠義にあらず!単なる犬死です。
ああ自衛官よ君を泣く 君死にたもう事なかれ
官に生まれし君なれば 国の情けはまさりしも
国は駄銃を握らせて 敵を殺せと教えしや
敵を殺して死ねよとて 安全装置が外れない(自爆
アッコ

まるっきり別の銃になってますが、実は大した手間も無く改造できます。
ストック、グリップ、ハンドガードをセンサティックにする。
(ハンドガードはフロントのカラーで固定、アクセサリーレール付き)
尾筒おおいを大型のリアサイト付きと交換する。(ガタも無くす)
バレルのガスブロックを大型のフロントサイト付きと交換する。
セレクターをディデントボール式(引っぱらなくてよい)と交換する。
トリガーガードを開放出来るタイプと交換する。(ムリなら要らない)
皿型座金を廃止。チューブと一体の物と交換する。
制退器の高効率化。(もっとコンペンセイター化)
これだけです・・・・・殆ど加工不要のボルトオンです。
25年も造ってんだから、途中でこれくらいの改良をしたってバチはあたらないでしょ・・・・
世界一高価な小銃が聞いて呆れます。ぼったくりです。暴力BARも真っ青!
はい・・・何か散々ですが、私はこの銃が大好きです!基本的には優れた自動小銃です。
ただ、それだけにつまらない欠点が惜しい!非常に惜しい!(これはマジで)
冗談抜きで、先に述べた欠点が改良されたなら.308の小銃としては世界トップを争う程の
レベル・・・・と言ったら言い過ぎか?・・・嫌!世界一だ!(あ〜あ・・・言っちゃった・・・・)
やや重いのとコストが問題だけどね・・・・・それと常装弾を使用してのデータが少な過ぎ。
しかし、重量の問題は解決可能です。軽量化できる部分はまだ沢山残されています。
例えば尾筒覆いをアルミ合金にして、ストックをセンサティックにするだけで数百グラムは
軽くなります。また、皿型座金に代表されるような『余計な部品』が多すぎます!
これらを改良すれば4kg以内も夢では無いと思います。