
ボルトヘッドの取り外しは、ボルトキャリアー下面にあるストッパーを小さなマイナス
ドライバー等で引き起こすと(別ウィンドウ)ロックが外れて抜けて来ます。交換は簡単で
小部品を紛失する事も無いので、フィールドで使用弾薬を容易に変更できます。
前ページで解説した、ロッキングの為の「竹を無数に割った様な部品」が良く見えます。
かなり後方まで長く伸びており、これ自体がスプリングになっています。表面は硬く
焼き入れしてありますが、内部は粘りのある部品です。クロモリかな?多分そうです。
嫌、違うな・・・・ちょっと特殊な鋼材かもしれません。この部品があまりにも硬すぎると
チャンバー側の溝がすぐに摩耗しますからね。(バレル&薬室は硬く造ってはいけない)
私如きが直ぐには思いつかない、高度な技術で加工されている事だけは確かです。
ファイアリングピンに巻き付いたバネは、撃発用ではなく単なるリターンスプリングです。
逆さに振ったくらいでは外れませんので、紛失の恐れは少ないと思います。

コンペンセイターは溝を両サイドに12本切ってありますが、リストラクション・プレートは
前面に1枚のみです。あまり効きそうに無いコンプですが、結果は良好でした!
見掛けだけでは分からないものですね・・・・・・
但し、ホースクランプの様な固定方法はちょっと・・・・・・あと、ネジが長過ぎますが
これは訳ありです!実はオリジナルはピッタリした寸法なのです。ところが、購入後に
組み立てようとしたら(この銃は新品時に分解された状態で箱に入ってる)、クランプ
が広がり過ぎてスクリューの寸法が足りず、斜めに入りそうだったので長い物に交換
したのです。買った人は恐らく、装着に苦労すると思います。慎重にやってね!
また、このクランプネジは相当キツク締め上げないと、撃ってる最中にコンプが抜けて
来ます!これは危ない!最初の50発くらいは様子を見ながら撃った方が良いです!
弾頭と干渉したらコンプを破壊するかも知れません。ちなみにコンプのお値段$250!

追加デジカメ写真です。このページ100kb超えました(笑)
クラウンはステップ付きフラットタイプ
ライフルリングは4条右
ツイストは11/1
材質はクロモリ
ライフルリングの加工法は不明
外周には12本のフルートが切ってあります。バレル上にチョコンと付いてる
皿型スクリューヘッドは、ミラージュバンド(カゲロウ避けの伸縮ベルト)の端を
引っ掛ける支柱の役目をします。ですから薬室付近にも、もう一つあります。

ヨーロッパ製の狙撃銃は、基本的に競技銃をベースにした物が多く、こういった部分は
競技用ライフルそのものです。言うまでも無く、競技用のアクセサリー(ハンドストップ付き
スリング環など)が装着出来ますので便利です。逆にアメリカ製のハリス・バイポットを
取り付けるには、特殊なアダプター(メーカー・オプション)が必要でした。
パーカー・へイル(イギリス製)のバイポットならば、そのまま付くと思います。
ハリスはモデルSです。スインガブル(首振り)、無段階で脚伸縮が調節可能です。
取り付けベースのネジが、手で回せる大型ノブに改良されてますね・・・・・オレのと違う!
写真ちょっと切れてしまいましたが、左下にチョコンと写ってるのが、スリング環です。
真中のロックボタンを押すと簡単に外れ、反対側の同じ窪みに装着する事も出来ます。
あらゆる部分(ボルトハンドル以外)が左右にスイッチ可能です。

文句無しです。バットプレートの前後調節は、スペーサーを増減させるタイプですが、
実用上はぜんぜん問題無し。更に、このバットプレートは上下にもアジャスト出来ます!
これは滅多にありませんよ。ほとんど競技用のスタンダード・ライフルのノリですね・・・・・
チークピースはミニマムサイズですが、私には問題ありませんでした。前のモデルでは
これを目一杯上げるとボルトを後退させた時にぶつかったのですが、このモデルでは
キッチリ改良されています。上下の固定ノブ(アジャスターでは無く、単なるロック・ノブ)は
反対側にスイッチ出来ます。(四角い囲い部分から、そっくり反転する!)
そしてグリップ下端のハンドレストですが、これが楽なんですよ!長時間構えていると。
グリップは握り締めずに軽く添える程度ですから、これが無いと腕が疲れます。
残念ながら上下調節は出来ませんが、これも出っ張りの部分が左右に反転できます。
バットプレート取り付け部分(スライドする部分)の下端部が、妙な形で張り出していますが
これはバイポット等での依託射撃の際に、左手で(左利きの射手は右手)掴むグリップです。
これもまた便利!ベンチレスト競技の場合、ここにはリアバックと呼ばれる砂袋が置かれ
ますが、実戦ではそんな物使えませんので・・・このグリップを握ると銃が数段安定します。
また、この部分の下面には穴が開いており、そこに上下に調節出来るスパイクロッドを
差し込む事が可能です。(友人は買わなかったが) 大袈裟な程に至れり尽せりです。