
上の写真が、エジェクトシステムの要である「レバー・エキストラクター」です。以後レバーと略します。
写真はページのレイアウト上、裏焼き写真です。両面は同一形状なので、気にしないで下さい。
中心部の穴が楕円になっており、その中に円形のリング(部品名 レバー・ローラー)とスプリングが
入っています。つまり、軸が入っているレバー・ローラーを中心に、レバーは楕円方向に動く訳です。
ここがミソです。
もう一つのポイントは、レバー外周右側(写真から見て)の段差です。この段差によって、レバーが
楕円方向に動くのです。分かり難いでしょうから、写真と絵で順に追ってみます。

図は完璧ではありません(笑)、イメージ程度に・・・
米印の段差の動きに注目してください。図1〜2ではフレーム下部に段差が引っ掛かって、レバーは
動かず、バレルがブレイクする(傾斜する)にしたがって、エキストラクターを押し出しています。しかし
傾斜が進行すると(図2)バレルのヒンジ部が迫って、レバーの段差はフレームとバレルに挟まれる
(つままれる)感じになります。完全にバレルが折れると(図3)、レバーの段差は内部に押し込まれ、
スプリングを圧縮しながら楕円に沿って奥に引っ込みます。
レバーの段差が引っ込むと、引っ掛かりを失ったレバーは、エキストラクター・スプリングの反発力で
押し戻され、元の位置まで回転します。

@がレバーの段差です。Aの部分に引っ掛かっております。

行き場を失った段差は楕円に沿って内部に引っ込みます。

完全に折ると、レバーの段差(突起)は引っ掛かりから外れ @ レバーはエキストラクター
・スプリングの力で A 方向に回転、エキストラクターは元の位置に戻ります B 。