
フルチェッカーリングのグリップがイイ味出してます。
ボルト下側の切り欠きはロッキングブロックの入る溝です。リコイルスプリングは左側に
一本のみですが、コッキングピースのデザインと細いスプリングガイドを見る限り、
片持ちでは結構ストレスが掛かり、ガイドロッドが折れそうな感じを受けます。
案の定?十四年式では使用弾薬は同じなのに両サイドに配置されるようになりました。
また、この銃にはマニュアルセーフティがありません。
グリップセーフティのみとなっていますが、グロックじゃあるまいし、幾らなんでも
これはイケマセン。私は昔、グリップパネル上のチェッカー入り小判型パーツが、
セーフティだとすっかり思い込んでいたのですが、これは単にシアーバーの支点
となっているだけの部品です。ご丁寧に矢印の刻印まで打ってあるので、初めて
手に取った人は、必死に矢印方向に動かそうとします。(実は私も、その一人)
まあ、その真相は分解のページで書きます。
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リコイルスプリングと、そのガイドロッドが左片保持なのが分かると思います。
ですから、レシーバーの形状も左右非対称です。個性的な外見は南部式の
特徴にもなっているのですが、機械屋的な目で見るとちょっと?って感じです。
オフセットでのバネ圧保持は、1911なども同じで、別にそれ自体は問題無いのですが、
ガイドロッドを介して、引っ張り方向に作用する、と言う点で1911とは異なっています。
1911ですら、ブッシングにクラックが入ることが稀にあります。この南部式の場合、
ガイドロッドとコッキングピースの結合部あたりにストレスが集中しそうです。
数を撃てばどちらかが破損する場合もあったのでは?
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ボルトとコッキングピースを結合している丸いボタン状の部品(当時名 打針留)には、
南部銃のトレードマークと言っても良い?牡丹の花の様なチェッカーリングパターンが
施してあり、思わず嬉しくなります。三八式、九九式のセーフティノブと同じ模様です。
殺伐とした実用銃にこの様な遊び心を加えるとは・・・・
粋ですな〜!
一部の米国人コレクターが南部にハマる理由はきっとこの辺にあるのだと思います。
う〜ん!エキゾティック!!