
これもピンからキリまであるのですが、最悪なのは軍用銃に附属するようなスチール丸出しのロッドです。
それ以外の、アルミ製の継ぎ足しや、ナイロンコートされたスチールロッドならば問題ありませんが・・・・・
欲を言うならば継ぎ足し式ではなく、写真の様な保護材(ナイロン)を巻いた鉄製の一本物がベストです。
これも、安物はナイロンコートでは無く、単にペンキを塗ってあるだけだったりしますので要注意!
それなりのメーカー品は、きちんとナイロン(或いは同等の保護材)が厚く巻いてあり、グリップとロッドは
ベアリングで繋がり、軽く回ります。写真のロッドはデュウェイ(DEWEY)製。値段の割りに文句無しで
気に入ってます。口径によって太さや長さが各種ありますが、私は同じロッドを2本買って、ブラシとジャグ
を個々に専用としています。原則としてブラシやジャグはロッドに固く締め付けますので、交換するのが
大変だからです。1種類の銃しか撃たないのであれば、そうした方が良いと思います。このロッドは1本
$20ちょっとなので、2本買ってもそれ程負担になりません。(高いのは$40以上する!)
ただ・・・・
長いので運搬は不便。私は銃と一緒にハードケースに入れています。絶対に曲げないように注意する
必要もあります。万一曲げてしまったら、元に戻す事は考えずに買い換えたほうが無難です。

いきなり結論っぽいのですが、カパー・ファウリング除去はソルベントの性能で決まると言っても過言では
ありません。煤落とし程度の安いソルベントで、いくらゴシゴシ擦っても気休め程度にしかなりません。昔の
ソルベントは強力でしたが、現在は環境保護等の理由で販売されていません。それに代わるべく、大小の
様々なメーカーが競って製品開発していますので、雑誌等から情報を得るアンテナも必要です。
さて、ではどれが良いのか?実は私も多種多様を試した訳ではないのであまり詳しくないのですが(爆)
銃砲店で必ずと言って良い程進められるのが『ブッチ・ボア・シャイン(通称BBS)』です。理屈はともかく
強力な薬品で、私もそれは実感しました。銅のブラシがボロボロになったり、メッキが剥げ落ちたり・・・・・
使い方を誤ると危ないくらいです。発売当初は専門店でしか入手できませんでしたが、最近では普通の
銃砲店でもズラリと在庫が並んでいます。(C.Aでは)入手し易さと言う点でも御勧めです。
もし、BBSでは無い従来のソルベントを使用した場合、これから紹介する行程だけでは若干不充分です。
その場合は100発毎くらいに、銃身用コンパウンドで研磨する必要があると思います。私はBBSを入手
するまでは、そうしていました。研磨と言っても難しい事は無く、コンパウンドを塗ったパッチを何度か通す
だけです。やり過ぎると良くありませんので、加減が重要なのですが・・・・

ジャグは特にコレ!と言った物はありません。ジャグには適合口径の表示がありますが、使うパッチの
厚みによって、ユル過ぎたりキツ過ぎたりしますので、ジャグとパッチの相性を良く吟味して下さい。
キツ過ぎて途中でロッドがスタックしてしまったら、レンジではちょっと格好悪いですから・・・・
上はデュウェイのロッドに附属したジャグです。悪くないので暫くこれを使ってました。
真中が現在使っている物ですが、メーカー名は忘れました。特別な品では無いです。
下は、ゴムのOリングが付いた物。使い難いので今は使用してません。
また、これらロッドとアタッチメント類のネジ規格が統一されていませんので、アダプターが必要になる
場合が多々あります。写真のロッドも、上のオリジナルジャグ以外はアダプターが必要です。購入時に
必ず店員に言って確かめた方が良いです。

ロッドガイドには後部に切り欠きがあるので、そこを利用してBBSをパッチに含ませます。私は結構タップリと
含ませます。ソルベントは、スポイト状の口を持った容器に移し替えた方が作業しやすいです。私は以前に
調味料のラー油の瓶に入れていたのですが、気密性が悪いので止めました。先がスポイト状で、スクリュー
キャップが付いた容器・・・・何かありませんかね?現在探しています。 しかし!この薬品は毒性があるので
容器が溶けて鞄の中が惨事になったりしない様に、容器の材質には考慮する必要があります。結局ガラスの
瓶が一番無難なのだが・・・・・

何度も通す必要はありません。要するに銃身内がBBSでヒタヒタになればそれで良いので
緩めのパッチにBBSを沢山含ませて、スパッと1回通します。
放置する事によって、銅を柔らかくします。あまり放置し過ぎると即身仏固まってしまうので、この辺が適当。
以前、BBSの瓶の中にメッキのドライバーチップを落とし、そのままにして置いたらメッキが剥離して驚いた
記憶があります。また、そのような場合、瓶から異物を直ぐに取り出さないと薬品の力が弱くなるので注意。

時間が経ったら、今度は銅ブラシにBBSを含ませます。要領は最初と同じ。そして10回くらい往復させます。
BBSは除銅剤として優れている故に、銅ブラシの寿命も短くしてしまいます。しかし、銅ブラシに代わる物も
見当たらないので、そのまま使っています。ブラシは消耗品ですから、少々短命になっても気になりません。
ただ、作業後に必ずブラシを洗います。それを怠ると、それこそボロボロになってしまいます。
しつこく放置しますが、次に拭き取らねばならないので、固くなると都合が悪く、先程より短めの放置です。

最初は真っ黒ですが、最終的に上の写真くらいになったら私は完了しています。
その後、ガンオイルで濡らしたパッチを1回通してお終いです。ステンレスバレルなら、そのままでOK。
ブラシやジャグは灯油で洗って乾かした後、収納します。私は灯油の入った500ccくらいの缶を携行し
その中にロッドに付けたままのブラシを入れて、キリの様にクルクル手の平で回して洗います。簡単で
手も汚れませんが、缶はスクリュー・キャップで確実に密閉出来る物を選んだ方が良いです。
そんな感じかな〜・・・・・・
何か追記が山盛りになりそうな予感もしますが、このまま考えていても埒があかないのでアップします。
後は野となれ山と撫子七変化!(古・・・