
標的は小型トラックのフレームの一部に使われる、厚さ約4mmの鋼板です。
比較には、9mmパラべラムのFMJ(銅被+鉛)を使用しました。本当ならば、
同じ7.62mm×25弾で比較するのが筋ですが、まあ、結果は同じです!(笑
スティールコア入りと通常の鉛弾では、どの道比較などにはならないのです。
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9mmでは、へこみと言う程にもなりません。鉄芯入りは、標的の一部が
エネルギーでメルト(溶ける)してます。貫通ギリギリでした!惜しい!
貫徹弾が威力を発揮するのは柔らかい物(人体等)では無く、このような硬い
物やエネルギーが短時間で分散し易いもの(正に防弾チョッキ)に対してです。
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回収したコア
さすがに相手も鉄なので少し潰れてますが、もし、このコアがタングステン等の
超硬材で出来た本物のぺネトレーターならば、写真の鉄板など紙のように撃ち
抜くでしょう。
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反対側を見ると、コア入りは本当に貫通寸前で、ペンキも剥げ落ちてます。
9mm(鉛+銅)は、やや盛り上がった程度。
何故、こうも違うのか?
本来、9mmルガー弾と7.62×25弾は、それ程エネルギーに差がある訳では
ありません。また、先に述べた様に比較が同じ弾薬であっても結果は同じです。
鉛の弾頭は硬い物にダメージを与える前に瞬間で粉々に飛散してしまうのです。
しかし!逆に考えれば柔らかい流体物(人間?)に対しては、より瞬時に潰れる
いわゆるホローポイント等の弾頭の方が効果的な訳です。
つまり、いずれにせよ、飛んで行く弾丸の中身(或いは全体の形状)の問題です。
ですから、最初のページで説明した様に、トカレフ自体は普通の拳銃な訳です。
この辺を理解していないと誤解を生じます。日本でこの銃が話題になった当時、
この様な貫通力比較のレポートが多くありましたが、中には通常の銅被+鉛の
トカレフ弾と、やはり同じ仕様の9mmとを比較して「あまり差は無かった」などと
かましてくれる御仁がおられたとかで・・・・首を傾げた方も居たかもしれません。
また、実験の標的においても、貫徹弾を試すのに、粘土に撃ち込んでもあまり
意味がありません。これは次のページで・・・
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