
「アートです!」・・って当たらなければ何の意味もありませんが・・・
フィンガー・チャンネルは嫌う人も多いのですが、私は手を握ると、指の先端が内側に強く
入り込んでしまう特異体質?なので、コレが無いと指の先端が窮屈で仕方ありません。
まあ、この辺は人それぞれですが、決して「格好良いから」等と言った理由で造形したり
しません。グリップや銃の格好よりも、標的の中心に当てる事こそが射撃競技の美学!

もし、このグリップをコピーするとなったら大変だろうな・・・
手の平の、親指付け根の膨らみ〜人差し指までの形状が、最も重要だと私は思います。
この部分は、数ミリ削ったり盛ったりするだけで、着弾点が変化します。(私の場合)
勿論、ここで言う着弾点の変化とは、正確に狙ってトリガーを引いた「後」の話ですよ。
ライフルで言うところの、べディングに相当する部分でしょうか?ですから、正しい照準も
トリガー・ジョブも、グリップ形状が悪いと台無しになってしまいます。
反面、他に原因が在るにも拘わらず、グリップ形状に囚われ、無限回廊を彷徨う・・・
と言う落とし穴もあります。私も何度も嵌りました(笑

グリップ後方に穴が3つあるのが分かりますか?これはシア関係のアジャスト・スクリューを回す穴です。
ここから可能な調整は、第1シアのスプリング強さ、第2シアのスプリング強さ(2重構造のシアについて
は、後で解説します)、エンゲージの深さ、の3つです。トリガー関係のアジャスターは、トリガー・ガードの
内部にあり、何れも分解せずに外側から調節可能なので便利です。ワルサーOSPの場合、シア関係の
アジャストはレシーバーを外し、トリガー・アッシーを抜き出さないと出来ません。シア関係の調整は一旦
セットしたら滅多に触る事は無いのですが、以前、雑記で述べた様に、RFP競技のルールでは、トリガー
・プルの制約が無く、限界近くまで噛み合わせを浅くするので(これは人によって違うが)、数千発毎に
再調整しないと、ハンマーがスリップしてフルオートになってしまいます。この点に関しては雑記を参考。
もっとも、この銃は現在、モデル・チェンジされてエレクトリック・トリガーになったらしいので、そう言った
面倒な調整も、もう過去のものですね・・・新しいの買おうかな。
リア・サイトは、ブレード幅が調節可能な高級品が標準装備だったのですが、私が射撃場で不用意に
分解して、部品を紛失してしまったので(愚)、安い普及品を買い直しました(泣)。別に調節機能なんて
要らないけどね・・ううう。
また、このリア・サイトは延長ベースによって、もっと後ろまでビョ−ンと伸びていたのですが、あまりに
長かった為、真ん中を切り詰めて溶接しました。延長サイトは、照準距離を長く取る事で、より正確に
狙うと言う理屈ですが、後方に伸ばしすぎると、まるで「やじろべい」の様にフラフラと安定しないので、
私はあまり好きではありません。